小学5年生は、周りの目が気になったり他人と比べて落ち込んだりすることが多い時期。
自分を否定する発言が増えたと心配になっている方もいるのではないでしょうか。
実は、算数は自己肯定感アップに役立てられるのです。
自信がない子でも、算数が苦手な子でも、自分を好きになる算数学習術をご紹介します。
ステップ1:自分を知る
自分を正しく知りましょう。
現状の学力を理解することで、落ち込む回数が減ったり、成長を認められる回数が増えたりするからです。
たとえば、算数の正答率が7割の子が、分数のテストで85点をとったとします。
自己理解ができていれば、いつもより点数があがったと喜ぶでしょう。
けれども、そうではない場合は「100点ではない」と落ち込むことも考えられます。
自分を好きになるチャンスがきても、自信をうしなってしまうのです。
自己肯定感を高めるためには、「学力を数字で把握すること」が大切です。
計算問題を解くときは、時間を測ってみましょう。
- ◯問中何問正解か
- ◯問を何分で解けるか
簡単に自分を客観視できます。
ステップ2:背伸びすると届く目標を設定
自分にあった目標を決めましょう。
目標のために努力することや達成することが自信につながるからです。
設定ポイントは、1週間くらい努力したら達成できそうかどうか。
- 計算問題の正解数を2問増やそう
- プリント1枚を◯分で終わらせよう
このように、背伸びすると届くような内容にしましょう。
ステップ3:くり返しトライ
目標達成を目指して、くり返し問題を解きましょう。
算数が苦手なら、基礎的な計算問題を解くのがおすすめです。
1週間前と現在のプリントを見比べると、成長を目でみて感じられるでしょう。
小さな成功体験の積み重ねが「自分もやればできる」と勇気を与えてくれます。
もし努力の成果に気づいていない場合は、どんなところが成長したのかを言葉で伝えてあげてください。
教員時代に、小学5、6年生が「お母さんにほめられた」と笑顔で報告する姿をたくさん見てきました。
高学年になり反抗的な態度をとっても、ママパパに認めてもらうのはうれしいものなのです。
計算問題なら「ふたば問題集」の無料ドリルがおすすめ!
- 無料でダウンロードできる
- 簡単な計算から小数や分数の計算まで内容が充実
- 自分に合ったプリントをカスタマイズできる
- 何回も印刷できるからくり返し学習に最適
算数での成功体験は、他のことへのチャレンジ精神にもつながります。
「自信をもってほしい」と少しでも思ったら、計算問題で自己肯定感を高めましょう。
利用者様の声
しゃけ 様
計算ドリルを使用しました。子どもがわかりやすいシンプルなドリルですね。
開いているスペースがあるので子どもがメモをとれて、とても気に入りました。
小学5年生の算数ドリル
小数・分数
全24章