小学校6年生の「対称な図形」

線対称の性質を理解しましょう

第1章「対称な図形」です。

この章では、線対称や点対称の性質を理解することで、図形の学習を深めていきます。

まずは、線対称を正しく理解しましょう。

  • 線対称な図形とは、1本の直線を折り目として折ったときぴったり重なる図形
  • そのときの1本の直線を「対称の軸」という
  • 対称の軸に対して対応する点、対応する辺の長さ、対応する角の大きさは同じ

最初は頭の中でイメージするのがむずかしいかもしれません。

その場合は、実際の紙を折って、自分の目でたしかめてみましょう。

点対称の性質を理解しましょう

次は線対称の性質について確認します。

  • 点対称な図形とは、1つの点Oを中心にして180度回転したときに重なり合う図形
  • この中心のことを「対称の中心」という
  • 対称の中心に対して対応する点、対応する辺の長さ、対応する角の大きさが同じ

線対称よりも点対称のほうが苦手と感じる人も多いかもしれません。

できるだけ多く問題を解いて、対称な図形の感覚をつかみましょう。

対称な図形を通して図形の理解を深めましょう

これまで学習した図形を、線対称や点対称という観点で観察してみましょう。

例えば、

  • 「線対称」という観点から三角形をみると、二等辺三角形と正三角形を「線対称な図形」ととらえられる
  • 「点対称」という観点から四角形をみると、平行四辺形、ひし形、長方形、正方形を「点対称な図形」ととらえられる

このように、図形をとらえ直し、学びを深めることも大切です。

多くの問題を解いて、図形の感覚を豊かにしていきましょう。

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>第1章「対称な図形

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