小学校2年生の「かけ算 その2」

九九ひょうをうめられるようにしましょう

第11章「かけ算その2」です。

この章は、九九ひょうとかけ算のきまりについての学習です。

九九ひょうは、計算の正確性や速さを高めてくれます。

まずは、九九ひょうの見方や解き方を理解しましょう。

おさえるべきポイントは以下のとおりです。

  • よこじくが「かけられる数」、たてじくが「かける数」
  • 式であらわすと、「かけられる数」×「かける数」
  • 「2×3」の場合は、かけられる数の2とかける数の3が合わさるマスに答えをかく

基本的なポイントを理解すれば、スラスラ解けます。

もし、マスを見つけるのが難しいときは、指でなぞって考えましょう。

最初からうまくできなくても、大丈夫です。


くりかえしチャレンジしながら、マスターしていきましょう。

かけ算のきまりを理解できるようにしましょう

九九ひょうに慣れてきたら、以下の声かけをしてみましょう。

  • となりのマスと、いくつちがうかな?
  • 下のマスにいくと、いくつ増えているかな?

このように、数の変化を考えさせることで、かけ算への理解がさらに深まります。

  • かけられる数が2の場合は、答えが2つずつ増えている
  • かける数が3の場合は、下にいくほど3つずつ増えている

など、子どもが数のまとまりを意識していたら、ほめてあげてください。

数のまとまりで考えることを習慣にすることは、非常に大切です。

2けた×1けたのかけ算を求められるようにしましょう

2けた×1けたのかけ算は、九九より数が大きい数のため、苦手意識をもつ場合があります。

しかし、「何のまとまりがいくつあるか」をしっかり理解すれば、式の数が九九より大きくなっても計算できます。


「10×4」の場合

  • 10のまとまりが4こ
  • たし算で考えると、10+10+10+10

「13×9」の場合

  • 13のまとまりが9こ
  • 答えが「13のまとまりが10こ」より、9小さい数になる
  • 13×10−9=121

このように、数が大きくなっても、「何のまとまりがいくつあるか」を考えることを大切にしましょう。

かけ算での学びは、ひっ算や面積を求める学習につながります。

多くの問題を解いて、九九ひょうやかけ算のきまりをマスターしましょう。

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>第11章「かけ算その2

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