九九ひょうをうめられるようにしましょう
第12章「かけ算その2」です。
この章は、九九ひょうとかけ算のきまりについての学習です。
九九ひょうは、計算の正確性や速さを高めてくれます。
まずは、九九ひょうの見方や解き方を理解しましょう。
おさえるべきポイントは以下のとおりです。
- よこじくが「かけられる数」、たてじくが「かける数」
- 式であらわすと、「かけられる数」×「かける数」
- 「2×3」の場合は、かけられる数の2とかける数の3が合わさるマスに答えをかく
基本的なポイントを理解すれば、スラスラ解けます。
もし、マスを見つけるのが難しいときは、指でなぞって考えましょう。
最初からうまくできなくても、大丈夫です。
くりかえしチャレンジしながら、マスターしていきましょう。
かけ算のきまりを理解できるようにしましょう
九九ひょうに慣れてきたら、以下の声かけをしてみましょう。
- となりのマスと、いくつちがうかな?
- 下のマスにいくと、いくつ増えているかな?
このように、数の変化を考えさせることで、かけ算への理解がさらに深まります。
- かけられる数が2の場合は、答えが2つずつ増えている
- かける数が3の場合は、下にいくほど3つずつ増えている
など、子どもが数のまとまりを意識していたら、ほめてあげてください。
数のまとまりで考えることを習慣にすることは、非常に大切です。
2けた×1けたのかけ算を求められるようにしましょう
2けた×1けたのかけ算は、九九より数が大きい数のため、苦手意識をもつ場合があります。
しかし、「何のまとまりがいくつあるか」をしっかり理解すれば、式の数が九九より大きくなっても計算できます。
「10×4」の場合
- 10のまとまりが4こ
- たし算で考えると、10+10+10+10
「13×9」の場合
- 13のまとまりが9こ
- 答えが「13のまとまりが10こ」より、9小さい数になる
- 13×10−9=121
このように、数が大きくなっても、「何のまとまりがいくつあるか」を考えることを大切にしましょう。
かけ算での学びは、ひっ算や面積を求める学習につながります。
多くの問題を解いて、九九ひょうやかけ算のきまりをマスターしましょう。
無料学習プリント ふたば問題集
>第11章「かけ算その2」