小学校3年生の「時刻と時間のもとめ方」

日常生活の時こくや時間を求められるようにしましょう

第2章「時刻と時間のもとめ方」です。
この章の学習は、時刻と時間を求める学習です。

時刻とは「何時何分」、時間とは「何分間」「何時間何分」などの合計を表しています。

2年生では時刻を読むことを学びました。

3年生では秒を理解したり、時間の単位をもとに日常生活の時間を求めたりすることがねらいです。

普段の生活と関連づけながら求められるように教えましょう。

時こくを正しく求められるようにしましょう

大切なポイントは、日常生活で必要な時間を求められるようになることです。

そのため「昼食開始の11時20分から50分後は何時何分?」のように日常の場面を切り取った問題が多くなります。

最初の段階は、時計の模型を動かしたり、実際の時計の針を見たりしながら考えてみましょう。

慣れてきたら、キリのいい時刻で区切って考えることがおすすめです。

例えば「11時20分の50分後」と考える場合、「12時」で一度区切ります。

  1. 11時20分から40分後は12時
  2. 12時から10分後は12時10分
  3. 答えは12時10分

このように、キリのいい時刻で区切って考えましょう。

時間の計算をできるようにしましょう

時間の計算は、はじめての学習内容です。

もしむずかしそうと感じる場合は、いままでの学習を生かせば、簡単に解けることを伝えましょう。

単位はあるものの、足し算や引き算であることは変わりません。

「11時間20分+50」の場合も、見た目は式にはなっているものの、考え方は「50分後」と同じです。

時間の単位を使い分けられるようにしましょう

「秒」「分」「時」の3つの時間の単位を学習しました。

ここでは単位の変換や単位を正しく使い分ける力が求められます。

単位の変換は「1分=60秒」「1時間=60分」としっかり覚えることが鍵となります。

また、単位の使い分けは日常生活から時間の単位を意識することが大切です。

日々の会話から、単位の感覚を養っていきましょう。

ここでの学びは、5年生の速さで生かされます。
多くの問題を解いて、時こくと時を求める力をつけましょう。

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>第2章「時刻と時間のもとめ方

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