文字を使った式を正しく求められるようにしましょう
第2章「文字と式」です。
この章では、文字を使った式を学習します。
5年生までに言葉の式に表したり、□や△などを用いて式に表す経験はしました。
6年生では、aやxなどの文字を用いた式にレベルアップします。
まずは、逆算をマスターしましょう。
例えば、「250円のプリンを2つとx円のクッキーを1つ買うと、代金は600円だった」という場面を式に表してみましょう。
- 式をたてると、「250×2+x=600」
- xを求めるために、「250×2」を「=」の反対側に動かす
- 逆算をするから、「x=600-250×2」になる
- 答えは「x=100」
このように、逆算をできるかどうかが大切です。
逆算をマスターすれば、整数や小数の計算と同じように正しく求められるようになります。
計算法則を使い分けられるようにしましょう
さらに、文字を使った式は、計算法則もポイントです。
計算法則とは、「交換法則」「結合法則」「分配法則」を表します。
以下の法則を覚えて、使い分けられるようにしましょう。
- 交換法則:「a+b=b+a」、「a×b=b×a」
- 結合法則:「a+(b+c)=(a+b)+c」、「(a×b)×c=a×(b×c)」
- 分配法則:「(a+b)×c=(a×c)+(b×c)」
以上の計算法則をしっかり復習しましょう。
文字を使った式は、中学校における文字式の学習につながります。
多くの問題を解いて、文字を使った式をマスターしましょう。
無料学習プリント ふたば問題集
>第2章「文字と式」