「m」の必要性を教えてあげましょう
第4章の「長さの たんい(cm mm)」の続きとなります。
これまでの学習では鉛筆やハサミなど身の回りの小さな物の長さを測っていましたので、「cm」と「mm」で十分表すことができていました。
これからの学習では、もっと大きな物の長さを測っていきます。
例えば身長や部屋の高さなど、30cmものさしで測るには大変だと感じられるものです。
実際に測ろうとすると、長さの単位は「cm」と「mm」だけでは不便ですよね。
ここで「m」の必要性を感じられるように教えてあげてください。
おうちの中の長さを測ってみましょう
お子さんと一緒におうちの中にあるタンスやベッド、冷蔵庫などさまざまな物の長さを測ってみてください。
1mを超える長さの物を測る体験を通して、長さの感覚をつかむことも大切です。
たくさんの物の長さを測り特に1mの長さの感覚を養いましょう。
長さの計算マスターになりましょう
基本的には「cm」や「mm」の長さの計算と同じ考え方でいきましょう。
「同じ単位どうしで計算する」というやり方です。
この時に1mは100cmであることに注意して教えてあげてください。
これまでは1cmは10mmと10集まったら単位が変わっていましたが、1mは100cmと100集まったら単位が変わります。計算問題や単位変換の問題ではこの点に混乱してしまうことがよくありますので、注意しておきましょう。
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