大きな数を正しく求められるようにしましょう
第9章「大きい数のしくみ」です。
2年生までは1000までの数を学びました。
この章では、万から億までの大きい数を理解することがねらいとなります。
「98732456(九千八百七十三万二千四百五十六)」のように数が大きくなると混乱するかもしれません。
そのときは、一の位から4つずつ区切ってあげましょう。
98732456→9873|2456
4つずつ区切ることで、千、万、億が明確になるので考えやすくなります。
万や億などの大きい数の表し方や比べ方を身につけられるように教えてあげてください。
位を理解できるようにしましょう
万や億の大きさをしっかり理解するためは、さまざまな見方から考えることが大切です。
たとえば、1万は
「1000が10個集まった大きさである」
「999より1大きい数」
といったものがありますよね。
どれだけ大きな数になっても、
「10000を2個集めた数は2万」
「10000の100個分は10万」
など、何のいくつ分かという数のまとまりをくり返し考えていくことが鍵になります。
数直線で数の大きさを考えられるようにしましょう
数直線で数の大きさを考える力も求められます。
まず、「1めもりがいくつか」を考えることがポイントです。
迷っている時は、まずは「1めもりはいくつかな?」、次に「めもりは何個あるかな?」と順番に質問してあげましょう。
10倍や10でわった数を求められるようにしましょう
10倍、100倍、1000倍、1/10にした大きさについて考える時は、数の並び方は変わらないことや規則性があることに気づくことが大切です。
ここでのスキルは、小数の理解やかけ算の応用問題につながります。
多くの問題を解いて、大きな数を考える力をつけましょう。
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>第9章「大きい数のしくみ」