体積の公式を使えるようにしましょう
第2章「直方体や立方体の体積」です。
この章は体積を求める学習となります。
長さや面積を求める学習での経験を生かして、考えることが大切です。
まずは、体積の公式をおぼえましょう。
- 直方体の体積=たて×よこ×高さ
- 立方体の体積=一辺×一辺×一辺
体積の大きさは、辺の長さで決まりますよね。
そのため、公式をおぼえれば、体積を求められるようになるでしょう。
ただ、㎤ や㎥ の単位をつけわすれないように注意が必要です。
複雑な立体の体積を求められるようにしましょう
辺の長さを用いて計算すれば、複雑な立体を求められます。
ただ、一度の計算で解くことはできません。
- 直方体を二つに分けて、それぞれの体積を求め、足し算する
- 大きな立方体から、小さな立方体をひき算する
このように、工夫して考えるようにしましょう。
もし、イメージができない場合は、式を立体のイラストでかいてあげてください。
単位の変換をできるようにしましょう
これまで学習した単位を復習しましょう。
長さの単位 | 1㎝ | (10㎝) | 1m |
面積の単位 | 1㎠ | (100㎠) | 1㎡ |
体積の単位 | 1㎤ | (1000㎤) | 1㎥ |
かさの単位 | 1mL | 1L | 1kL |
つまり、一辺10㎝の立体の体積は1000㎤で、これは1Lにあたるといえます。
単位変換をむずかしいと感じる方も多いのではないでしょうか。
まずは、「1000㎤=1L」とおぼえることからはじめるのがおすすめです。
体積を求める力は、第6学年の角柱や円柱の体積を求める学習につながります。
多くの問題を解いて、体積をマスターしましょう。
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>第2章「直方体や立方体の体積」