水のかさを正しく求められるようにしましょう
第6章「水のかさ の単位 ( L dL mL )」です。
この章は水のかさを計算したり、単位の関係を理解したりする内容です。
L ・dL ・mLの3つがあるため、混乱してしまうことがあります。
まずは、「何がいくつ分か」を考えることを習慣にしましょう。
例えば、
- 1Lが6こで、6L
- 70dLは、1dLが70こ
- 1mLが100こで、100mL
「何がいくつ分か」を考えることは、算数で必要な考え方です。
きそからしっかり固められるように、サポートしてあげましょう。
水のかさの単位の関係を理解しましょう
単位の関係を理解するコツは、くり返し覚えることです。
何度も聞いたり言ったりすることで、少しずつ身についていきます。
以下のポイントをそれぞれおさえましょう。
L とdLの関係
- 1L =10dL
- 1dLは1Lを10等分した1つ分(1dL10こ分が1L)
L とmLの関係
- 1L =1000mL
- 1mLは1Lを1000等分した1つ分(1mL1000こ分が1L)
dLとmLの関係
- 1dL =100mL
- 1mLは1dLを100等分した1つ分(1mL100こ分が1dL)
これらのポイントは書きたり、見たりしながら覚えましょう。
水のかさの計算をできるようにしましょう
水のかさの計算は、「同じ単位どうしを計算する」が合言葉です。
たとえば、「5L -2dL」の場合、「3L」と答えることが多くあります。
このようなミスをしないために、3ステップで計算しましょう。
- 単位をよくみる
- 単位をそろえる
- 同じ単位どうしを計算する
これらのポイントを理解すれば、「5L -2dL」の場合
- 単位がちがう
- 単位をdLにそろえよう
- 50dL-2dLを計算しよう
という気づきがうまれ、正しく計算できるようになります。
L ・dL ・mLを使い分けられるようにしましょう
かさの感覚をみがいて、L ・dL ・mLを使い分けられるようにしましょう。
量感は生活経験が大きく影響するといわれています。
そのため、飲みものを自分で注いだり、計量カップやはかりで計測したりする経験をなるべく増やしてあげましょう。
- 買いもののときに、単位に注目する
- 紙パックやペットボトルの飲みものを、自分でコップに入れる
- 家にある水とうやなべ、お風呂などの水のかさを調べる
このように、いつもの生活の中に、算数を取り入れることが大切です。
「学習が生活に役立った」という実感は、学習意欲にもつながります。
ここでのスキルは、小学3年での長さや重さの学習基盤になります。
多くの問題を解いて、水のかさを考える力をつけましょう。
無料学習プリント ふたば問題集
>第6章「水のかさ の単位 ( L dL mL )」