大きな数をしっかり理解できるようにしましょう
第5章「3けたの数」です。
この章では、大きな数(100から1000まで)の表し方、くらべ方、計算を学習します。
小学1年生までに「120」くらいの大きさを理解しました。
小学2年生では、4けたの数までの内容がふくまれています。
数が大きくなると、急に苦手意識を感じる場合があります。
けれども、10のまとまり、100のまとまりで考えることを覚えれば、問題ありません。
- 60は、10が6こ
- 230は、10が23こ
- 100が6こで、600
- 100が10こで、1000
このように、数のまとまりで考えることを教えてあげてください。
大きな数の計算をできるようにしましょう
計算の場合も、「10のまとまり」をもとにして、考えましょう。
そのほうが計算がかんたんです。
一度「10のまとまり」で考えることで、計算する数が1けたや2けたになるからです。
例えば、「180-40」でみてみましょう。
- 180は、10が18こ
- 40は、10が4こ
- だから「18-4」で計算する
- 18-4=14
- 10が14こだから、答えは14
このように、数のまとまりで考えることで、の計算と同じように計算できます。
大きな数を正しく比べられるようにしましょう
大きな数の大小をくらべる力も必要です。
このときは、どの位に注目して考えるべきかを一緒にチェックしましょう。
実は、「429」と「431」の場合、一の位だけをみて、「429」のほうが大きいとまちがえることがあります。
けれども、「十の位をくらべるべきだ」と気づけば、正しく求められます。
まよっている姿をみかけたら、「どの位の数をくらべたらいいかな?」と声をかけてあげましょう。
大きい数の学習は、3年生の万や億、4年生の兆につながります。
多くの問題を解いて、大きな数の計算をできるようにしましょう。
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>第5章「3けたの数」