小学校5年生の「合同な図形」

合同な図形の意味を理解しましょう

第6章「合同な図形」です。

4年生では、垂直や平行、平行四辺形やひし形、台形について学習しました。

この章では、図形を構成する要素に着目しながら、合同な図形について学んでいきます。

そもそも、「二つの図形が合同である」とは、どんなときにいえるのでしょうか。

  • 二つの図形がぴったりと重なるとき
  • 形も大きさも同じであるとき

つまり、対応する辺や対応する角の大きさは、それぞれ等しいといえます。

合同な図形を見つけたり、かいたり、つくったりする活動を通して,図形の形や大きさが同じになることを理解しましょう。

これらの要素が理解できれば、図形の向きがかわっても、合同な図形であることに気づけるようになるでしょう。

合同な図形をかけるようにしましょう

方眼や定規、コンパスや分度器などをつかって、合同な図形をかく練習も大切です。

実際にかくことによって、合同な図形についての理解がふかまります。
例えば、

  • 三角形は、「二つの辺の長さ」と「その間の角の大きさ」が同じなら合同である
  • 三角形は、「一つの辺の長さ」と「その両端の角の大きさ」が同じなら合同である
  • 平行四辺形をかくときは、「合同な三角形」を二つかく
  • ひし形は、「二つの対角線の長さ」が同じなら合同である

など、最初から教えるのではなく、自分から気づけるようにうながしてあげましょう。

合同な図形における発展的な学びは、中学2年生の数学で学習します。

多くの問題を解いて、合同な図形をマスターしましょう。

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>第6章「合同な図形

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