小学校5年生の「直方体や立方体の体積」

体積の公式を使えるようにしましょう

第2章「直方体や立方体の体積」です。

この章は体積を求める学習となります。

長さや面積を求める学習での経験を生かして、考えることが大切です。

まずは、体積の公式をおぼえましょう。

  • 直方体の体積=たて×よこ×高さ
  • 立方体の体積=一辺×一辺×一辺

体積の大きさは、辺の長さで決まりますよね。

そのため、公式をおぼえれば、体積を求められるようになるでしょう。

ただ、㎤ や㎥ の単位をつけわすれないように注意が必要です。

複雑な立体の体積を求められるようにしましょう

辺の長さを用いて計算すれば、複雑な立体を求められます。

ただ、一度の計算で解くことはできません。

  • 直方体を二つに分けて、それぞれの体積を求め、足し算する
  • 大きな立方体から、小さな立方体をひき算する

このように、工夫して考えるようにしましょう。

もし、イメージができない場合は、式を立体のイラストでかいてあげてください。

単位の変換をできるようにしましょう

これまで学習した単位を復習しましょう。

長さの単位 1㎝ (10㎝)1m 
面積の単位1㎠(100㎠)1㎡
体積の単位1㎤ (1000㎤)1㎥ 
かさの単位1mL1L1kL

つまり、一辺10㎝の立体の体積は1000㎤で、これは1Lにあたるといえます。

単位変換をむずかしいと感じる方も多いのではないでしょうか。

まずは、「1000㎤=1L」とおぼえることからはじめるのがおすすめです。

体積を求める力は、第6学年の角柱や円柱の体積を求める学習につながります。

多くの問題を解いて、体積をマスターしましょう。

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>第2章「直方体や立方体の体積

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