小学4年生の「小数のしくみ」

小数の便利さに気付けるようにしましょう

第5章「小数のしくみ」です。

「小数」は整数では表すことができない1/10の位より小さい数を表します。

「小数」を使うことで微妙な差しかない物の大きさを比較できたり、物の大きさなどをより正確に表すことができたりします。

「小数」を使うとさらに便利になると気付けるように教えてあげてください。

色々な単位を小数で表しましょう

これまでに学習している単位「L」や「km」「㎝」を、小数を使って表せるようにしましょう。

1Lの1/10は0.1Lで、0.1Lの1/10は0.01Lであることや、1Lの1/100が0.01Lであることを確実に理解できるように教えてあげてください。

「km」や「㎝」も同様です。

また、読み方にも注意しましょう。

「1.52 L」は「いってんごに りっとる」と読みます。

「いってんごじゅうに りっとる」と読み間違えないように気を付けて教えてあげてください

1 , 0.1 , 0.01 , 0.001 の関係を理解しましょう

1を1/10倍すると0.1、0.1を1/10倍すると0.01、0.01を1/10倍すると0.001や

1を1/100倍すると0.01、1を1/1000倍すると0.001という関係が成り立ちます。

また、0.001を10倍すると0.01、0.01を10倍すると0.1、0.1を10倍すると1や

0.01を100倍すると1、0.001を1000倍すると1という関係も成り立ちます。

この関係をしっかりと理解できるように教えてあげてください。

さらに位取りもできるようになることが必要です。

これまでに学習した一の位や十の位と同じように、1/10の位(小数第一位)、1/100の位(小数第二位)、1/100の位(小数第三位)があることを教えてあげましょう。

小数点の動きに注目しましょう

ある数を10倍すると小数点は右に1つ動きます。

ある数を1/10倍すると小数点は左に1つ動きます。

このように10倍や1/10倍などをすると小数点は決まった数だけ移動することに気付けるようにしましょう。

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>第5章「小数のしくみ」

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