角柱の体積を正しく求められるようにしましょう
第9章「角柱と円柱の体積」です。
この章では、角柱と円柱の体積を求める方法を学習します。
5年生で学習した立方体や直方体の体積の求め方をもとにして、考えることが大切です。
まずは、体積の公式を理解しましょう。
角柱や円柱の体積の公式は、「角柱と円柱の体積」=「底面積」×「高さ」。
これを5年生の学習とつなげると、以下の通りになります。
- 「直方体の体積」=「縦」×「横」×「高さ」
=「底面積」×「高さ」
このように、直方体の体積を求める公式を考え直すことで、角柱や円柱の体積の公式を導きだせます。
公式の意味までしっかり理解してから、活用しましょう。
円柱の体積を正しく求められるようにしましょう
円柱の体積を求めるときのポイントは「円の面積」です。
もう一度、円の面積の求め方を復習しましょう。
- 「円の面積」=半径×半径×3.14(円周率)
円の面積と円周の長さの公式をまちがえないように、気をつけましょう。
複雑な角柱や円柱の体積を求められるようにしましょう
応用問題になると、複雑な角柱や円柱を求めることもあります。
立体を見るだけで、苦手意識を感じることもあるかもしれません。
その場合は、求めやすいように線で区切ってみましょう。
複雑な角柱を分けて考えることで、2つの直方体からできているだけだと気づけます。
迷ったときは、立体を線で区切って、整理することがおすすめです。
角柱と円柱の体積を求めることは、図形感覚を養うことにつながります。
多くの問題を解いて、正しく体積を求められるようにしましょう。
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>第9章「角柱と円柱の体積」