いろいろなかたちとは?
この第14章「いろいろな かたち」での学習は、図形にどのような特徴があるのかを理解し、頭の中でも思い浮かべることができるようになることが目的です。
身の回りにある図形を「観察したり」、「分類したり」、「作ったり」することにより物の形を認識したり特徴をとらえたりできるようにしましょう。
印刷された図形から立体を思い浮かべられるようにしましょう
プリントやテキストに印刷された立体を、空間図形として思い浮かべられるでしょうか。
お子さんも初めのうちは、戸惑ってしまうかもしれません。
しかしこれからの学習で空間図形をイメージする力は非常に重要なことです。
この立体はこういう風に表されるというように、感覚的につかむことができるようにきちんと教えてあげて下さい。
身の回りの形が学びのきっかけに
私たちの生活には、いろいろな形が周りにたくさんあります。
身の回りにあるいろいろな立体を大きく分けると
・転がるか、転がらないか
・平らな面があるのか、ないのか
・似ているものがあるのか、ないのか
などと分類することができます。
これらをとらえる際は、立体の全体像をつかむことができるように教えてあげてください。
「どのような形ならば転がりやすいのか」も日常的に触れ合う機会のあるボールの形などを思い浮かべ、その形の特徴を理解することで形の特徴をつかむきっかけにもなります。
普段の生活の中で立体をとらえ、その特徴をつかむような声掛けをするとより理解が深まっていくでしょう。