10ずつ数えることに慣れましょう
お菓子や1円玉など、身近に数十個から百個程ある物を準備しお子さんに数えさせてみましょう。
最初から「10ずつ数えよう」と教えるのではなく、自由に数えさせてあげてください。
何度か繰り返す中で一つ一つ数えることは効率が悪くお子さんも面倒になるでしょう。
そんな中で「どうしたら早く正確に数えられるか」ということで「10のまとまりをつくる」ことを教えてあげましょう。
問題の絵のように10ごとに鉛筆で囲ませ、声に出して「十が□個で、残りは一が□個」と、何が□個なのかを確認できるようにしてください。
「10づつ数えると、すぐに数えられる」という基本と共に、大きな数の量感を持てるよう慣れさせてください。
100より大きな数に慣れましょう
「123」という数字を見たら「ひゃくにじゅうさん」と読めても、「百二十三」と言われたら「123」と書くのを間違えてしまうお子さんもいます。
しかし「123は百が1個と十が2個と一が3個」と頭の中でイメージできるようになれば、大小の比較は簡単ですし、大きな数の計算も混乱なくできるようになります。
「大きな数」はお子さんにとってきちんとイメージできれば理解できる章です。
100より大きな数にも慣れるように何度も身近なものを数えてみたり、練習問題を解いたりしてみましょう。
位取り表やタイルで確認しながら計算方法を覚えましょう
位取り表やタイルなどで、実際の数を確認しながら計算方法を覚えることもまた大切です。
20+30は、
十が2個と十が3個、合わせて十は5個だから答えは50
100-40は、
十が10個のうち4個分引いて、残る十は6個だから60
5+24は、
十が2個、一が5個と4個で9個だから29
5+24=74と間違えるお子さんも多いです。
そんな時は「5は十が0個と一が5個だよ」と5の左には0が隠れていることを教えてあげましょう。
それぞれの位をきちんと揃えて計算できるよう頑張ってください。
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