2桁の数×何十の計算を理解しましょう
第17章「かけ算の筆算」です。
まず、「 2桁×何十 」の計算を理解していきましょう。
例えば「32×20」という問題を考えます。
「32×20」は「32×2×10」と理解できますね。
まずはこの考え方が出来るように教えてあげてください。
2桁×2桁の計算をしましょう
さて、2桁×2桁の計算は先ほどの考えを応用して解くことができます。
例えば「32×21」という問題を考えます。
「32×21」は「32×20」と「32×1」の答えを足したものだと理解できますね。
お子さんは2桁×1桁の計算は解くことができますので、先ほどの考えを活かすと2桁×2桁の問題も解くことができるようになります。
2桁×2桁の筆算
これまでのかけ算の筆算の学習を応用すれば解くことができます。
また2桁×2桁の筆算から、先ほどの考え方を見つけることもできます。
先ほどと同じ「32×21」の問題を考えてみましょう。
筆算の一行目には32×1の答えが書かれているはずです。
筆算の二行目には32×20の答えが書かれるはずなのですが、筆算の特性上640ではなく一の位を除いて百の位に6、十の位に4と書かれます。
一行目と二行目の数字を足すと答えが出て筆算が完成します。
このように筆算でもいろいろなとらえ方ができます。
算数の問題では、答えは1つでも解き方は1つではないことが多くあります。
そこが算数のおもしろさでもありますので、1つの問題でもいろいろなとらえ方ができるように教えてあげてください。
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