小学5年生の「小数のわり算」

基本的には小数のかけ算と同じ方法で学んでいくとよいでしょう

第6章「小数の割り算」です。

「整数÷整数」、「整数÷小数」、「小数÷小数」というように、かけ算の時と同じステップを踏んで学習を進めます。

ここでも計算の仕方だけではなく、なぜこういう計算になるのかという点に注意しながら教えてあげましょう。

ひっ算に関しても、かけ算のときと同じように教えてあげてください。

ただし、わり算にはあまりが出る場合がありますので、そこには注意が必要です。

あまりがある小数のわり算に注意しましょう

小数のわり算は小数のかけ算と同じように小数点の位置を間違えてしまうお子さんが多いです。

特にわり算の場合で、あまりがでるときに混乱してしまいがちです。

ひっ算をするとわかりやすいのですが、あまりの小数点の位置はわられる数の小数点の位置と同じになります。

ひっ算をしない計算であまりが出ると、小数点の位置がわからなくなってしまうお子さんが多いので、ひっ算を活用し小数点の位置をきちんと理解できるように教えてあげましょう。

わる数と商の大小関係に注目しましょう

小数のわり算でわる数と商の大小関係に気づけるようにしましょう。

わる数>1 のとき わられる数>商

わる数=1 のとき 商=わられる数

わる数<1 のとき わられる数<商

という関係が成り立ちます。

この関係が分かれば、わり算の問題で商の見当をつけることができます。

今後の学習にも役立ちますので、お子さんにしっかりと理解させてあげましょう。

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> 第6章「小数のわり算」

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