分数のわり算の意味を理解しましょう
分数のわり算はわる数の逆数をわられる数にかけることで計算できます。
なぜこのような計算になるのかを理解することが大切です。
例えば「5/6㎡の壁を1/3Ｌで塗れるペンキがあります。1Ｌでは何㎡塗れますか。」という問題を考えましょう。
この問題の答えは塗れる広さ÷ペンキの量＝1Ｌで塗ることができる面積で求められるので、5/6÷1/3＝5/2となります。
1㎡の壁にペンキ1/3Ｌで塗ることができる面積は以下の図で表されます。
ここで、1Ｌで塗ることができる面積は1/3Ｌで塗ることができる面積の3倍であることに気付けるように教えてあげてください。
先ほどの計算式を詳しく書くと5/6÷1/3＝5/6×3/1＝5/6×3＝5/2となります。
以上のことより分数のわり算はわる数の逆数をわられる数にかけることで計算できると分かります。
分数のかけ算と同じように学んでいきましょう
分数のかけ算と同じで計算の途中で約分ができる場合があります。
ミスを防ぐためにも分数のかけ算と同様に早めに約分を行うように教えてあげてください。
分数のわり算は「わる数の逆数をかける」という計算のやり方さえ理解できれば、「分数のかけ算」と同じですので、復習も兼ねてたくさんの練習問題を解くようにしましょう。
分数の計算はこれから先の学習でも必ず使いますので、確実に理解し正確に計算できるように教えてあげてください。
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