小学2年生の算数では「かけ算」や「L dL mLの単位」など、つまずきやすい内容がもりだくさん。
学習量も多いため「この前はわかっていたのにできなくなっている」と心配になることもありますよね。
元教員がたのしい復習法をお悩み別に伝授します。
冬休み中に算数の自信をつけましょう。
お悩み1:「時間と時こく」がわからない
タイムスケジュール作戦で、時間の感覚を養いましょう。
「明日は何時何分に起きるの」
「今から30分ゲームしたら何時何分になる」
「120分の映画をみるのに、何時間かかるかな」
このように、時間や時こくを意識できる質問を投げかけてください。
1日の中で時間について考える機会がグッと増えます。
さらに冬休みでも規則正しく生活できるおまけつきです。
お悩み2:かけ算が苦手
「かけ算じゃんけん」で九九をたのしく覚えましょう。
【かけ算じゃんけんのルール】
- じゃんけんのように相手と同時に「好きな数字」を手で出す
- お互いが出した数字をかけ算する
- 先に答えられた方が勝ち
家族旅行やおでかけが増える冬休み。
移動中や遊園地の待ち時間など、いつでもどこでも九九を復習できます。
ゲーム感覚で勉強できるのでおすすめです。
お悩み3:水のかさ(L、dL、mL)でつまずいた
発達段階的に量感があまりないため、単位でつまずく子どもが多くみられます。
まずは水のかさに触れる経験を増やしましょう。
- 飲み物を買うときに、単位をみる
- 水筒やポットなどの容量を確認する
- 計量カップを使って飲みものを注ぐ
- 全員分の飲み物の量を計算する
クリスマスやお正月などに、ジュースやお酒を飲む予定はありませんか。
子どもがごきげんなときに、実践練習を取り入れてみてください。
実物をみたり計量したりすることは、「100mlはこれくらいか」のような量の感覚を養うのに最も効果的です。
お悩み4:大きな数を理解できない
何十や何百のように指で数えられないものを理解するのはむずかしいですよね。
大きい数の復習におすすめなのは、100円玉や1000円札。
お金は、数のまとまりを学べる神アイテムです。
教員時代、算数が苦手でもお金で考えると計算できる子が多くいました。
買い物やお年玉をもらうときなど、お金を数える経験を増やしましょう。
このように算数の苦手を克服するには、生活経験を増やすことが大切です。
さらに理解を定着させるためにはドリルでの復習も欠かせません。
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算数が苦手な子にもおすすめしたい理由は5つ。
- 基礎問題と応用問題(まとめ)が分かれている
- イラストや図が豊富でわかりやすい
- つまずいても動画や記事で丁寧に解説してくれる
- 2年生の算数ドリルを選びたい放題
- 無料だからくり返し復習できる
ワクワクする予定がたくさんある年末年始。
2年生の冬休みは、ひと手間加えて算数の復習をたのしんでみてはいかがでしょうか。