小学1年生の「どちらが おおい」

まずはかさくらべをマスターしよう

第10章「どちらが おおい」です。

この章では2年生で習う水のかさ(リットルとデシリットル)につながる基礎的な学習となります。

2年生での水のかさは苦手なお子さんが多いです。

そのため、1年生のうちに以下の順番で「かさくらべ」を理解できるよう教えてあげてください。

1.水のかさを直接比べる

2.水のかさを、同じ入れ物に移して比べる

3.水のかさを、同じ入れ物の個数で比べる

4.日常生活で、水のかさを比べることのよさを理解する

1~4のようにステップを踏んで、学習していきましょう。

実際に体験することが大切です

1年生では単位は使用しないものの「やかんは水筒よりコップ◯分多い」など、かさを比べる力は求められます。

「どちらがおおいか」をしっかり理解させたい場合は、水を直接、容器からコップへ移して調べる活動をやってみましょう。

実際に、コップに水を注いで目で確認することで、より理解しやすくなります。

また同時に「やかんは水がたくさん入る」「この水筒は水はあまり入らない」など、かさの感覚も鍛えられるでしょう。

このようなかさの感覚は「やかんのかさはリットルかな」「水筒はミリリットルがいい」など、学年が上がったときに正しい単位を選択するときに役立ちます。

おうちにあるポットや鍋、牛乳パックなど、さまざまな水のかさを比べてみましょう。

小学1年生「どちらがおおい」

だらけない夏休みに!新しい習慣を親子ではじめてみませんか?