小学1年生の「10より おおきい かず」

「0から10までの かず」の次のステップです

第7章「10より おおきい かず」は、第1章「0から10までの かず」の発展的な内容となっています。

「0から10までの数」と同じように、それぞれの数字を「正しく書ける」、「正しく読める」、「正しく数える」の3つがきちんと出来るように教えてあげましょう。

「10のまとまり」を意識しましょう

この学習で多くあるつまずきは、10より大きい数の概念が理解できないということです。

例えば「13」という数字は、「10のまとまり1つと3」という風にとらえることが大切です。

このつまずきを解消するためには、まず「10のまとまり」で考えることの便利さを、お子さんにわかってもらうといいでしょう。

「10のまとまり」を使うと、大きい数でも数えるのが楽だね、という風に教えてあげてください。

2桁+1桁の計算も「10のまとまり」がキーワードです

2桁と1桁の計算も見てみましょう。

例えば「13+2」という問題では、「10のまとまり1つと3+2」ととらえることが大切です。

ここでのつまずきポイントは、「13+2=6」としてしまうことです。

このお子さんの間違いは、「1+3+2」と目に見る数字をただ順に足してしまい「6」と考えてしまっています。

これは先ほどお伝えした、「10のまとまり」についての概念が理解できていないからでしょう。

この章の学習は、「10より大きい数の読み方や書き方」、「10より大きい数の概念」、そして「10より大きい数の計算」と、順を追って理解をしていく必要があります。

どのステップが欠けてしまっても、お子さんは理解することはできません。

つまずきポイントをしっかりと見定め、乗り越えられるように教えてあげてください。

>小学1年生 「10より おおきい かず」

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