小学3年生の「かけ算のきまり」

かけ算九九の表に隠された秘密を探しましょう

第1章「かけ算のきまり」です。

かけ算九九の表(九九パズル)を使い、かける数が1ずつ増えたり減ったりするとかけ算の答えはどう変化していくのかを調べてみましょう。

かけ算九九の表に隠された秘密は、「かける数が1増えると答えはかける数の大きさだけ増え、かける数が1ずつ減ると答えはかける数の大きさだけ減る」です。

これはかけ算九九の表のどの段にも成り立ちます。

さらにこの決まりを使って0をかけた答えや10をかけた答えを考えてみましょう。

0はどんな数字にかけても0になることがわかります。

かけ算九九の表を見て九九をいうのではなく、答えの数字に注目して決まりを見つけられるように教えてあげてください。

答えが同じところがあることに注目しましょう

かけ算九九の表を観察していると答えが同じところがあると気付くことができます。

例えば答えが12になるのは2×6、3×4、4×3、6×2と4か所あります。

このことからかけ算は、かける数とかけられる数の順番を入れ替えても答えは同じだとわかります。

工夫して計算しましょう

かけ算九九を覚えていれば1桁×1桁の計算の答えはすぐにわかります。

それを活用することで2桁×1桁の計算も解くことができます。

例えば14×4という問題を考えます。

14は9+5と表せるので14×4=9×4+5×4=36+20=56と解くことができます。

14を10+4と分ける方法や、14を4回足すという方法もあります。

計算問題は正確な答えを出すことで正解になります。

計算途中の過程は指定がない限りは自由です。

お子さんにとって分かりやすいやり方で解くのが一番良いので、いろいろな解き方ができるように教えてあげてください。

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>第1章「かけ算のきまり」

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