小学3年生の「三角形と角」

他の図形と関連付けて覚えましょう

第16章「三角形と角(かく)」です。

この章では、三角形の中でも「二等辺三角形」と「正三角形」の特徴について詳しく学びます 。

三角形の中でも「2つの辺の長さが等しい三角形」が「二等辺三角形」で「3つの辺の長さがどれも等しい三角形」が「正三角形」です。

色々な三角形を見たり、辺を測ってみてそれぞれの三角形を見つけてみてください。

またもし余裕があれば四角形と関連付けて覚えた方が効率的です。

例えば、正方形でも

「四角形でも正の付く形があったね、でも正四角形じゃないよね」

長方形は、

「二等辺四角形ってあるかな?ないよね、2つの辺の長さが等しい四角形って?」

などです。

このように考えを広げていくこともまた算数を学習する上でお子さんの気づきに繋がります。

コンパスの性質を知って、三角形を描きましょう

 正三角形や二等辺三角形は、コンパスを使って描くことができます。

すでに「円と球」の学習でコンパスは使っていますが、ここでもう一度コンパスはどのような道具なのかを確認しましょう。

コンパスは円を描いたり、線分の長さを移したりするのに便利な道具です。

コンパスで円を描くと針を刺した場所が中心で、開いたコンパスの幅が半径になります。

また、1つの円の半径はみんな同じ長さでした。

この性質を使うことで、円の中に二等辺三角形を描くことができるのです。

二等辺三角形を描く方法を学ぶ際に、円のどのような性質を使っているのか意識させてあげましょう。

「角(かく)」について詳しく学びましょう

2年生では、三角形の辺や頂点、直角、直角三角形について学びました。

3年生では、これまで「かど」と言っていた言葉を「角(かく)」という表現を使い、角の大きさについて学習します。

角の大きさは、辺の長さではなく辺の開き具合だけで決まります。

頂点と角を混同して覚えてしまわないよう三角定規などでしっかり確認しましょう。

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>第16章「三角形と角(かく)」

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