( )を使った計算を求められるようにしましょう
第8章「計算のきまり」です。
この章は、( )を使って、計算の工夫をする学習となります。
まずは、計算の優先順位を覚えましょう。
計算の優先順位とは、どの順番で計算するかということです。
( )、たし算やひき算、かけ算やわり算が一つの式に混ざっている場合、順番に注意しなければ、正しく求められません。
計算の優先順位は以下のとおりです。
- 一番目に計算するのは、( )
- 二番目は、かけ算やわり算
- 三番目は、たし算やひき算
このポイントをしっかり覚えて、計算しましょう。
( )を使った式をたてられるようにしましょう
文章問題をよんで、( )を使った式をたてられるようにしましょう。
例えば、「700円もっている。100円のジュースを3本買った。のこりはいくか。」という問題で考えてみましょう。
これまでならば、
- 100×3=300
- 700ー300=400
- のこりは、400円
というように考えていたと思います。
ここでは、一つの式にまとめなければいけません。
つまり、「700ー(100×3)」となります。
ただこの場合は、( ) を使わずに「700ー100×3」でも正解です。
しかし、( )を使った方が、計算の考え方がよく分かりますよね。
計算の工夫をできるようにしましょう
計算の順番やしくみを正しく覚えれば、計算の工夫ができるようになります。
例えば、「32+29+41」はどのように計算するでしょうか。
前から順番に計算してもまちがいではありません。
けれども、
- まずは、「29+41=70」を計算する
- 次に「32+70=102」を計算する
このように計算の工夫をすることで、ラクに計算できるのです。
( )を使った計算での学びは、応用問題を解くときに活用できます。
多くの問題を解いて、( )を使った計算や計算の工夫をマスターしましょう。
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