基本は同じ4つの位「万・千・十・一」
これまで学んだ9桁の数よりさらに大きな数の学習になります。
数字がたくさん並んでいて混乱しそうになりますが、基本は同じです。
ここでの学習目標は、別に一目見て数を素早く読むことではありません。
どんな方法を使ってもきちんと数を読むことが出来れば良いのです。
数を正確に読むコツとして、最初は4つの位ごとに区切って読む練習をしましょう。
例えば「938274561」という数字を見てみましょう。
この場合、一の位から4つの数字ごとに「9、3827、4561」のように区切ることができます。
これを読むと「九億三千八百二十七万四千五百六十一 」となりますね。
このように工夫して数を見てみれば読みやすくなります。
また今度は漢字で書かれたこの同じ数を数字にしてみましょう。
「九億三千八百二十七万四千五百六十一 」 という漢字で書かれているこの数は、4文字ずつというわけにはいきません。
そこで、九億 三千八百二十七万 四千五百六十一と「億、万、それ以下」に区切ってから数字に書き換えていきましょう。
億はゼロが8つ、万はゼロが4つです。
すると同じ「 938274561 」になりましたね。
「大きな数のかけ算」を学習しましょう
3年生で学んだ第10章「かけ算の筆算」の仕組みと計算方法は理解できているでしょうか。
ここで学習する「大きな数のかけ算」も基本は同じです。
例えば「238×124」の筆算の場合、「238×4」「238×20」「238×100」と3回に分解して、それぞれ分けてかけたものを足すだけです。
「238×20」の場合は「238×2」、「2400×30」の場合は「24X3」とそれぞれ「0」を省いて計算したものに後で必要な0を書き足せば簡単に計算できます。
大きな数のかけ算であっても色々と工夫し、簡単に計算していけるようにしましょう。
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