分数のかけ算の意味を理解しましょう
分数×分数の計算は、それぞれ「分母同士」と「分子同士」をかけ算して解を求めますす。
なぜそのように計算できるのでしょうか。
そこで習った「分数x整数」の計算と同じ考え方でこの「 分数×分数 」を考えてみましょう。
例えば「1Lで5/6㎡塗れるペンキがあります。1/3Lでは何㎡塗れますか。」という問題では、
式は「5/6×1/3=5/18」となり、
答えは「5/18㎡」となります。
これを図で見ていきましょう。
1㎡の壁があり。1Lで5/6㎡塗れるペンキが塗ることができるとは、その面積は以下の図で表されます。
同じように1Lで5/6㎡塗れるペンキ1/3Lで塗ることができる面積を図で表すと以下のようになります。
この図をよく見てみると、1/18が5つ分あるので、答えは5/18と分かりますね。
このように分数のかけ算は分母分子をそれぞれかけ算すれば良いと理解できるように教えてあげてください。
約分を行いましょう
分数のかけ算は計算途中で約分が必要な場合があります。
約分をせずにそのまま計算して答えが出てから約分しても良いのですが、数が大きくなって計算ミスをしやすくなってしまいます。
特にこれから先の学習においては、途中で約分をしていないと数字の桁が大きすぎて計算できなくなることも多くあります。
計算の途中で約分する習慣をつけられるように教えてあげましょう。
練習問題をたくさん解きましょう
どの分野においてもいえることですが、仕組みややり方を学んだあとは練習あるのみです。
分数のかけ算も繰り返し練習問題を解くことで、確実に知識を身に着けることができます。
分数のかけ算だけでなく、分数x整数の計算問題などの復習も併せて取り組めるようにしましょう。
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