小学4年生の「直方体と立方体」

直方体と立方体の箱などを使って学習しましょう

第15章「直方体と立方体」です。

「直方体」とは長方形だけか,長方形と正方形で囲まれた箱の形です。

また「立方体」とは、同じ大きさの6つの正方形で囲まれた箱の形のことをいいます。

ここでは問題集に取り組む前に、実際の物を使って学習することをおすすめします。

直方体ならティッシュ箱やお菓子の箱などがあります。

しかし立方体となると、積み木やさいころ、ルービックキューブでしょうか。

無いご家庭がほとんどだと思うので、工作用紙で教科書や問題集の図と同じ直方体や立方体を作ってみましょう。

作った直方体と立方体を教科書の図と同じ向きで置き、それぞれの面、辺、頂点の数を数えてみましょう。

問題を解く時も初めは実際に作ったものを見ながら解くと良いでしょう。

慣れてくれば、お子さんも頭の中で立体物を思い浮かべて簡単に問題を解くことが出来るでしょう。

展開図と見取り図は工作用紙を使いましょう

「展開図」とは立体図形を切り開いた図で、「見取り図」とは立体図形を平面上に立体的に表した見かけの図のことをいいます。

特に図形の「展開図」が苦手な子は多くいます。

「展開図」を描くことや切り取って組み立てることを頭の中だけで行うには訓練が必要です。

そのためにも実際に工作用紙で作成してみることをおすすめします。

自分で様々な展開図を作ってみれば、どれが直方体や立方体に組み立てられるか分かりやすくなります。

どの展開図が「直方体になる」または「直方体にならない」のかという問題も、工作用紙での経験を重ねればだんだんと頭の中で立体を組み立てられるようになります。

見取り図も同じように工作用紙の立体を観察し、見えない辺は実物の箱ではどの辺にあたるのか、平面に描かれている図形を立体として頭の中でイメージできるようにしましょう。

問題プリントやテストの展開図は、折ったり切ったりして考えるわけにはいきません。

頭の中で出来るまで、何度でも実物の直方体や立方体で確認をしていくことが大切です。

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第15章「直方体と立方体」

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