小学5年生の「2つの量の変わり方」

表を完成させられるようにしましょう

第3章「2つの量の変わり方」です。

この章の学習「2つの量の変わり方」は「比例」の学習となります。

例えばお菓子を2個、3個、4個と買っていくと、その「金額」も1個のお菓子と比べて2倍、3倍、4倍になっていきますね。

このように一方が2倍、3倍になれば他方も2倍、3倍となる関係を「比例」といいます。

お子さんはこれまでの学習で表を見て規則性を見つけることを学んできました。

この章でも「比例」の規則性に気付けるように教えてあげてください。

表を基にいろいろな問題に答えられるようにしましょう

5年生の「比例」の学習では、表をもとに比例の関係を導き出すことが大事なポイントです。

6年生になれば、表だけでなくグラフから読み取る必要も出てきますので、5年生の内に表を読み取る力を養いましょう。

表の規則性が理解できれば、空欄になっている表の上の段の数から下の段の数を求めたり、表の下の段の数から上の段の数を求めたりできるハズです。

基本的には、上の段の数が1の時下の段の数はいくらなのかという視点で解くと分かりやすいでしょう。

一つ例を考えてみます。

三角形の高さと面積を表した表がある場合の以下の問題を考えてみます。

この場合高さが2倍、3倍になると面積も2倍、3倍になります。

高さが20㎝になると面積はいくつになるでしょう。

答えは…

高さ1cmの時の面積は5 ㎠なので、

5×20=100

100㎠になります。

このように高さが1から20と20倍されているので面積も5の20倍と考えれば、答えを導き出せます。

このように表を縦に見たり、横に見たりして問題を解くように教えてあげてください。

この学習は6年生の「比例・反比例」の学習にも繋がっています。

多くの問題を解いて表を読み解く力をつけましょう。

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>第3章「2つの量の変わり方」

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