遊びながら、楽しく算数の復習をしましょう
はじめての春休み。
「子どもに算数の復習をさせたいけれど、家だと集中が続かない」「何から復習したらいいかわからない」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
小学1年生の理想的な学習時間は20分と言われています。
発達段階的に集中できる時間が短いため「楽しく・効率よく」復習することがポイントです。
今回は、1年生の算数を7日間で復習できるプログラムをお伝えします。
算数が苦手な子どもでもゲーム感覚で学べるコツもまとめました。
ぜひ、春休み中に自信をつけて、ワクワクしながら2年生をスタートさせましょう。
1日目:数のまとまり
数のまとまりを理解することは、算数の学習において非常に重要です。
まずは「何がいくつか」「なんばんめ」など、数の基本的な知識を身につけましょう。
①サイコロゲームをしよう
【ゲームのやり方】
- サイコロを振って出た目の数だけブロックを積む(サイコロがない場合は、くじで代用可)
- 積んだブロックが「いくつか」を数えてみよう
- 「このブロックは上(下)からなんばんめ?」を考えてみよう
- 親子でする場合は「どちらが何個分多いか」「ぜんぶでいくつか」などを考えてみよう

遊びながら「何がいくつ」「どちらが何個分多いか」「◯からなんばんめ」を考える練習ができます。
②「なかまづくりとかず」「なんばんめ」「かずのせいり」をプリントで復習しよう
ゲームを楽しんだ後は、プリントでしっかり復習しましょう。
より理解を深めるためには、ただ答えるのではなく、
- 「何が◯個」
- 「何と何を合わせたら◯になる」
- 「下から何番目」など、
子どもが言葉で説明できるようになることも大切です。
ふたば問題集なら以下のプリントがおすすめです。
2年生の算数は「グラフと表」からスタートします。
春休み中に、数の知識をしっかり定着させておきましょう。
2日目:足し算
①足し算ジャンケンをしよう

遊びながら足し算の復習をしましょう。
【ゲームのやり方】
- ジャンケンのように好きな数字(0〜5)を手で表す
- 2人の数字を足し算した答えを早く言えた方が勝ち
- 慣れてきたら、両手にしたり、人数を増やしたりして、3つの足し算にも挑戦してみよう
②足し算に特化したドリルで復習しよう
足し算の復習なら問題数が多いドリルがおすすめです。
繰り上がりのない足し算の場合、1年生では「1桁の足し算」「2桁+1桁の足し算」「3つの数の足し算」を学習します。
ぜひ、子どものレベルに合ったドリルに取り組んでみましょう。
集中力をアップさせたい場合は、時間を意識させることがコツです。
ストップウォッチで時間を測ったり、タイマーで時間制限を表示したりして、工夫してみてください。
3日目:引き算
①引き算ジャンケンをしよう
今度は、引き算ジャンケンで、遊びながら計算力をアップさせましょう。
【ゲームのやり方】
- ジャンケンのように好きな数字(0〜5)を手で表す
- 2人の数字を引き算した答えを早く言えた方が勝ち
- 大きい数から小さい数を引くことを意識させるのがポイント
- 慣れてきたら、片方の数を「6〜9」や「10〜15」とだんだん大きくして、チャレンジするのもおすすめ
②引き算のドリルで復習しよう
引き算も、問題数をこなすことが計算力をあげる近道です。
「1桁の引き算」だけではなく「繰り下がりのない2桁ー1桁 の引き算」や「3つの数の引き算」も解いてみましょう。
4日目:繰り上がりの足し算
①早数え選手権!お菓子やブロックを数えてみよう

遊びながら、10のまとまりを意識して数える練習をしましょう。
この遊びは、10や5のまとまりを目で見て、理解するねらいがあります。
【用意するもの】
- 10個以上のお菓子やブロックなど
- 10個入りの卵パックや製氷器(10個分のマスでも代用可能)
【方法】
- 卵パックに一つずつお菓子やブロックを入れながら数を数えよう
- 「10のまとまり」がいくつあるかを意識させる
- 「何秒以内」などタイムリミットを設けるとより盛り上がる
②繰り上がりの足し算に特化したドリルで復習しよう
繰り上がりの足し算をくり返し解いて、計算の正確性を高めましょう。
繰り上がりの足し算が苦手だと感じる場合は、イラストや図のあるプリントから復習するのがおすすめです。
5日目:繰り下がりの引き算
①ボーリング対決をしよう


ボーリングで遊びながら、繰り下がりの引き算を復習しましょう。
【ゲームのやり方】
- 11〜13本のピン(ペットボトルや紙コップ、ブロックなど)を並べる
- ボールを転がして、ピンを倒す
- 倒した数を使って「11-3=8」などのような引き算をする
- 残りの数が小さい人が勝ち
②繰り下がりの引き算をドリルで復習しよう
計算の仕方をある程度、理解している場合は、ドリルを活用しながら、どんどん問題を解きましょう。
計算方法からじっくり復習したい場合は、イラスト付きのプリントがおすすめです。
6日目:とけい
①いま、何時かな?

1年生ではとけいの読み方を学習します。
この日だけは、「〇時」「〇時30分」から勉強し、「〇時〇分」まで復習するのがおすすめです。
算数の学習前に「いま、何時?」と質問したり、「〇時30分から算数を復習しようね」と約束したりしておくと、学習と生活との結びつきをより感じやすくなります。
生活の中でとけいの読み方を何度も練習しましょう。
②とけいの読み方を復習しよう
1年生で押さえておくべきことは、次の通りです。
- とけいの読み方を理解する
- 時こくに合わせて「長い針」と「短い針」をかける
言葉だけでは理解するのは難しいため、とけいのイラストを活用した方が、子どももイメージしやすくなります。
ここでの学習は2年生の算数にもつながるため、さまざまな問題にチャレンジしましょう。
7日目:くらべ方(長さ・かさ・広さ)
①家にあるものを比べてみよう

「どちらが長い」「どちらが多い」「どちらがひろい」の学習は、2年生以降の「長さ」「かさ」「広さ(面積)」の学習につながります。
家にあるものを比べながら、楽しく比べ方の復習をしましょう。
【比べ方の例】
- 2本のリボンやヒモを使って「どっちが長い?」と比べる
- 2種類のコップに水を入れて「どちらが多く入るか」をはかる
- 2冊の本や雑誌、ノートなどを用意して「どっちが広いか」を調べる
②比べ方の問題を復習しよう
算数において、測定の分野は、計算と同様に重要な学習内容です。
2年生になる前にしっかり復習しておきましょう。
7日間の算数復習プログラムは終了です。
この7日間プランを活用して、新学年に向けた自信と算数の基礎力を育みましょう。
今すぐふたば問題集をダウンロードして、春休みの楽しい学習をスタートしてください。
「ふたば問題集」で新年度準備をスタート
新年度に向けた学力アップには、「ふたば問題集」がおすすめです。
単元ごとに分かりやすく解説され、算数が苦手なお子さまも取り組みやすい内容です。
シンプルで見やすいページ構成が、集中力をサポートします。
無料で、必要な部分を印刷できるので、無駄なく活用できます。
新年度準備の第一歩として、今すぐダウンロードしてみませんか?